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試合は、終始明和県央ペースであった。
少ない攻撃のチャンスに10番上原の有効なキックで攻め込むも、決定力を欠く高崎は何度もゴール目前でターンオーバーされるという展開。
ボールをなんとかつなぎ、サインプレーや、8番佐藤・15番加藤を使った突破を狙うが、明和県央の的確なダブルタックルにより思うようなゲインはさせてもらえない。
明和県央はセットプレーも安定し、ゲームを優位に進めた。
ディフェンスが破綻したところを明和県央につかれ、連続6トライ。
後半29分、高崎は反撃を見せる。
そのボールを素早く、22番吉井がパスアウト。
10→15→14とつなぎ、最後はフォローについた15番加藤がトライ。
最後まであきらめない気持ち―――。
試合を通して高高フィフティーンが示した心は、グランドに駆けつけた多くの観客に伝わりました。
3年間一緒にラグビーをしてきた仲間を大切にしていただきたい。
そして、今後はOBとして高高を支えて欲しい。
この思いを忘れずに、卒業後も自分の環境に合った場所で、ラグビーを続けていって欲しい。
多くの新入生をゲットし、まずは部員数を増やして欲しい。
勉学との両立や、限られた練習時間。
環境は厳しいが、それを言い訳にせず楽しくラグビーをやってください。
3年生の残してくれたものを感じ、来年、もっと成長した姿で会えるのを楽しみにしています。
熱いものを見せてくれて、ありがとう!
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