2008年6月3日火曜日

西川、群馬ラグビー祭に凱旋!






前週の早稲田戦で大暴れした慶應の西川大樹君(60期)が6月1日、前橋敷島・県営ラグビー場で行われた「群馬ラグビー祭」に出場しました。
この日のメインカードとして行われた、今年で96回を数える日本最古の定期戦「慶應義塾大vs同志社大」をOB数名で観戦してきました。

実は、当初伝わっていたメンバー表に名前がなくノーマークでいたのですが、急遽出場の情報が入ったため、試合前日に両校OBを招いて行われた前夜祭にもおじゃまして参りました。
前夜祭には慶應で監督をされた黒沢利彦先輩(27期)も見えていて、西川君について伺うと
「奴はいいぞ。化けたな。明日の試合は期待して見てくれ。」と太鼓判でした。

果たして試合当日。
早稲田戦での活躍もあり、我々の期待は否が応にも膨らんでいたのですが、キックオフ早々、期待以上のプレーを見せてくれた西川君に大興奮。思わず「ニシカワー!」と叫んで盛り上がる我々は、スタンドに詰めかけた約1,500人の観客の中でもひと際異様に熱い“私設西川応援団”と化していました。

強豪同士の対戦にふさわしく、激しい序盤の入りで同志社が前半3分のトライで先制。
が、その直後のキックオフで慶應が敵陣に深く攻め入ってテンポ良くフェイズを重ね、最後はラックサイドを西川君が力強く柔らかいステップで切り裂いてトライを取り返します。相手の先制からわずか2分でのこのトライは、結果的に試合の行方を手繰り寄せたもので、見惚れてしまった私はすっかり写真を撮り損ねてしまいました。
その後、慶應が徐々に試合を支配し76-26で勝利しましたが、西川君は攻めに守りに積極的に絡み、後半にはモールを最後尾から押し込んでこの日2つ目のトライを上げました。

西川君の活躍はOB会としてとても誇らしいものですが、現役諸君にとっても大きな励みになることと思います。
40歳を目前とした私でさえ、なんだか勇気をもらった思いです。

西川君、さらなる高みを目指して頑張ってください。
代表だって充分手が届くと思うよ。

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