2008年10月26日日曜日

観戦記

グランドで観戦した58期OB外処郷平(タマリバクラブ)のレポートです。

****************************************************

試合は、終始明和県央ペースであった。

少ない攻撃のチャンスに10番上原の有効なキックで攻め込むも、決定力を欠く高崎は何度もゴール目前でターンオーバーされるという展開。
ボールをなんとかつなぎ、サインプレーや、8番佐藤・15番加藤を使った突破を狙うが、明和県央の的確なダブルタックルにより思うようなゲインはさせてもらえない。


一方、FWBK一体となった明和県央の破壊力はすさまじく、前半で5トライを献上し0-33で折り返した。
明和県央はセットプレーも安定し、ゲームを優位に進めた。


後半も流れは変わらず、接点での激しいコンタクトは確実に高崎のダメージを奪っていった。
ディフェンスが破綻したところを明和県央につかれ、連続6トライ。

しかしこのままでは終わらなかった。
後半29分、高崎は反撃を見せる。

敵陣22メートル付近で相手のモールに果敢にプレッシャーをかけ、割れたところを見逃さず、7番黒石がターンオーバー。

そのボールを素早く、22番吉井がパスアウト。
10→15→14とつなぎ、最後はフォローについた15番加藤がトライ。


終わってみれば5-71の大敗。
しかし、試合終了間際の、全員でつかみとったトライは見事だった。

最後まであきらめない気持ち

試合を通して高高フィフティーンが示した心は、グランドに駆けつけた多くの観客に伝わりました。

3年生、お疲れ様です。
3年間一緒にラグビーをしてきた仲間を大切にしていただきたい。
そして、今後は
OBとして高高を支えて欲しい。

「このままでは終われないっす!」
3年生からの、この言葉は非常に嬉しかった。
この思いを忘れずに、卒業後も自分の環境に合った場所で、ラグビーを続けていって欲しい。


残った1・2年生、これからは君たちのチームです。
多くの新入生をゲットし、まずは部員数を増やして欲しい。
勉学との両立や、限られた練習時間。
環境は厳しいが、それを言い訳にせず楽しくラグビーをやってください。
3年生の残してくれたものを感じ、来年、もっと成長した姿で会えるのを楽しみにしています。


大きく成長した、後輩は頼もしかったです。
熱いものを見せてくれて、ありがとう!

0 件のコメント: